SES契約書_方針編

頑張って職務経歴書・スキルシートを完成させたついでに、SES契約書も完成させておこうと思います。

大体のことは理解したので、色んなところからパクった基本契約書テンプレを元に、弊社独自のものにしようと思います。

ところで、経済産業省のサイトが一番の大元になります。これを元に、解釈がわかれるようなものは個別に甲と乙で定められていく感じです。ここでは、解釈が分かれたり自由度が高い内容を「個別論点」として弊社の方針を纏めます。

個別論点と弊社の方針

準委任契約で仕事の完成義務は負うか?

これは、既に民法上の回答があって(民法第640番~645くらい)完成義務は負わないし、もちろん瑕疵担保責任も無いでFIXなのですが、弊社的には、はい時間だけ座ってましたお金頂戴というのも、まずい気がします。明らかに生産性が低かったり作業品質不良、態度不良があったら、それはそれでその分の控除はありえるべきだと考えます。但し「何をもって」というのを明確にするのが前提です。つまり、準委任契約は作業時間での事務作業で報酬が発生する契約ですが、例えば「60hでこの業務をする予定」という風に決めておくべきと考えます。そして、その為のツールは、Trac,Redmine,backlog,slackなんかのプロジェクト管理ツールを使って当然にチケット管理を原則依頼者がしてあげるべきと考えます。そうして、暇な場合は、請けた側からも「これしましょうか?」と自発的にチケット発行を確認すべきと考えます。あくまで期間が定められたプロとしての契約であって、座っててもお金貰える正社員じゃ無いんですからね。

請けた仕事を勝手に再委託して良いか?

弊社の考え方としては、勝手に再委託をすることは例え契約書に明示されてなかったとしてもNGと考えます。よく聞く個人情報流出事件も、丸投げ丸投げでリテラシーの無い下請け会社が流出させてしまってビックリ!みたいなケースが多いです。これは、リスク管理という観点からも良く無い。あくまで方針ですが、再委託する必要があるような場合は、再委託とせず、全く切り離して弊社とその委託先でその業務のみ(例えばこういうデザインをして欲しい等)個別に契約を結ぶくらいでいいんじゃないかと思います。

損害賠償の責任範囲や限度額は?

こういった内容こそ具体的に、契約書に明記すべきと考えます。雑な契約書では「乙の責に帰するべき事由により甲に損害を及ぼしたときは、甲は乙に対し損害賠償を請求することができるものとする。」みたいにざっくり書いてあるだけです。経済産業省は「信頼性ガイドライン」を公開してるらしいので参考にしようと思うと共に、きちんと1つ1つの作業についてリスクを押さえた方法を採択すべきと考えます。例えばITエンジニアで言うと、1台だけで稼働してる本サーバにエンジニアをrootでログインさせて要らないファイルを消していく系の作業をさせて、作業者が「コマンドミスったンゴ…」って大事なファイル消した場合、責任はあるのか?という話しです。弊社の考え方としては、例え損害が1億だったとしても、作業者に賠償責任は無い(せいぜいクビくらい)と考えます。

プログラム等の著作権は誰に帰属する?

発注者側が「こういうプログラムを作って!」と言って、報酬を支払って、受注者側が請けて作った場合、発注者側が著作権を持つべきです。受注者側は、契約満了後そのソースコードを現場から持って帰ることは出来ないという考えですが、頭で暗記したプログラムは頭で覚えている限り受注者側はそれを異なる場所で再現しても良い(そればかりはどうしようも無い)という考え方です。
それで、この著作権問題で最もポイントにしないといけないところは「オープンソースであるプログラムを用いて」一部開発されたプログラムは、そのプログラム部分は、引き続き受注者側の著作権であるべきと考えます。具体的に弊社の方針としては、自由ソフトウェア運動を支持します。また、例えば私の作成したプログラムは ライセンスGPLv2を適用しており、それは日本の民法よりも上位にあると考えています。

オープンソース(第三者)プログラムを用いた不具合の責任は?

弊社の考え方としては、この場合の不具合の責任は原則的には運が悪かったと「みんなで」分け合うべきです。唯一被害を被らないのは準委任契約の受託者側です。仕事(作業時間)が生まれるんですから。

偽装請負にならないためには?

作業者が発注者のオフィスに常駐して作業をするとして、必ずベンダ側の責任者が作業者に対して、誰をいつ何人どこにアサインして工程別の指示をして(先ほどの話しで言うとチケット登録してあげて)ベンダ側の責任で作業をすべきと考えます。これらを遵守していないと偽装請負とみなされるので、法令順守をしようと思います。それで、これらを守ることはそれ程難しいこととは思いません。まずは私がベンダ側の責任者兼作業者となって、その現場で仕事が増えたら、信頼出来る作業者を増やすという流れにすれば良いと考えています。

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