【20210816(月)_ペイロールでの職務内容】

[はじめに]

ペイロールでの職務内容や得たことを、書ける範囲で書こうと思います。これ、いつか書きたかったんですが、業務上知り得たことを口外してはいけないっているルールとの兼ね合いでなかなか書き辛い部分もあったので書いて無かったですが書こうと思います。

4年程働いていたので、嫌だなと思うところもあったし言わば悪口になってしまう部分もありますが正直に書こうと思います。

>> ペイロール関係者の方へ

もし、あまりにもアウトな表現があればご指摘下さい。記事、修正します。

[得たこと]

ペイロールというところで、初めて一般的な仕事の進め方を知った気がする。

自分にとって一番の恩人なのがNさんというマネージャーと、Kさんという役職無しの人だった。

彼らは「ビジネス的に正しい振る舞い方」を基礎から教えてくれた。

基礎というのは言い換えると定石みたいなもので、例えばこういう言い方をすると人はこう思うからダメ。だからこの場合にはオブラートに包んだこういう表現をするべき。そうすれば相手はこう言うだろうからこう言えばオッケイ。みたいなのをワンセットでやる。という基礎というか定石。

はっきり言うと、グループというか大人数で仕事をしたことがそれまで無くて初めてだったから、ずっとロールプレイングをしていた感覚だったし、ペイロールで得た振る舞い方は、今でもすごく引き出しとして役に立ってる。

ペイロールにいる人たちは、間違いなくコミュニケーションのプロ集団だと思う。

大人数で仕事をしたことが無かったの部分だけど、今までは仕事をする時、マンツーマンでしかしなかった。仕事以外の人間関係では、友達や彼女が挙げられるんだけど彼らに人と人との深い信頼関係構築の方法といったことを教えてもらいはしたんだけど、集団でどういう風に仕事を進めていくか?ということは教えてくれなかった。そりゃそうだ。

大学の頃、集団で遊ぶことは多かった。だけど、集団の中心となって何かするということも1度はあったけど得意で無くて、そういう意味では集団の中にいる時はリーダーに従ってるタイプの人間だったと思う。

ビジネスでは、それはよく無くて誰もがイニシアチブを取って色んな人と調整しないといけないシーンがある訳で、コミュニケーション能力というざっくりとしたカテゴリの中に「調整能力」があるとして、ペイロールではその能力を養うことが出来たと思う。

ここで、ペイロールでどんな役割で仕事をしてきたか?について記載したい。

ペイロールでは「セットアップ」という役割で仕事をしていた。

セットアップとは、システムが安定稼働するまでシステムの設定をしたり顧客の要望を聞いたりする仕事だ。

入社理由としては「技術を使わない為楽そうだから。」という理由で入ったというところが実際のところだ。良いように言うと「一体技術者以外の人は一般的に仕事をどういう風に進めていくものなんだろう?」という疑問があった。

いや、疑問というより、明確にコンプレックスがあった。他部署と調整したりみんなで協力したり人前で仕切ったり人の感情を動かしたり交渉したり、ということがこれから仕事をする上で大事だということは分かっており、またその能力が自分には皆無であることを強く意識していて、そのまま大人になるときっと取り返しがつかなくなるだろうという気がしてたのだ。

成果としては、入社時に得たいと意図した通りの成果を得ることが出来たと思う。

まず、入社して「プロジェクト」について理解することとなった。いや、プロジェクトについて理解することになったのは、もうだいぶプロジェクトが終わりかけの時なんだけど。

つまり「なんで中村さん標準工数の2倍の時間かかってるの?」みたいなことになって「まあ最初だから仕方無いよね。」ということになって「標準工数」なんかの意味を理解した。

社会人10年くらい目でプロジェクトの意味を理解するって、一体今までどんな仕事の仕方をしてたんだ?ってなるかもしれないですが、そういうことです。

つまり、トーテックアメニティという会社ではプロジェクトに携わったことが無かったので、勿論問合せや障害対応時は「なる早」で問題を解決する癖はついてたけど、システム導入にあたり時間を意識しないといけないみたいな立ち位置で仕事をしたことは無かった。

コミュニケーション能力という言葉を自分なりに分解して、ペイロールで得た能力は何だろう?

これを考えるのには、印象深く残るくらいのダメなプロジェクトを思い出す必要がある。一時期、炎上プロジェクトにアサインされた。これは本当にダメで、システムが完成して無いのに売ったけど動かなくて、けど動かそうというようなプロジェクトだった。

自分でも何を言ってるかわからないです。

この経験は自分にとってとても有意義な経験で、その時にKさんという恩人と初めて仕事をする機会だったので個人的にはすごく学びがあった約半年だった。

2017年8月~2018年2月くらいの間のプロジェクトだったかな。確か。

Kさんは最初、炎上の予感がするプロジェクトで自分とペアで組んでいたけど他人事で定時に上がっていた。

自分は「何となく嫌な予感」がしてたものの「何をしたら良いかがわからなかった」ので日だけが進んでいってWが進んでない日常を「まだ日ーあるし。^^;」って思いながら見ていたし、わからないことをわからないまま自分で持ったままにしていたりした。

「何より経験が大事」と言われるのはその通りだと思うけど、こんな状態で何もしないのは、後々大変なことになるのは明らかだし「急いで予防線を貼っておくべき」だったのだ。この経験で得たことにも繋がるけど、「定期的な朝会とかでの問題共有の提案」だったり、皆がこっそりやってた「社長だったりのシステム概要資料に目を通しておいて理解しておく」だったり「未来に躓くであろうことの予想とそれを予め潰しておく作業」だったり、とにかく出来ることを急いですべきだったのだ。

ただ、それよりも大事なことをしていなかったし、それをこのプロジェクトに限らずペイロールで働く上で学んだ。つまり「相談すること」だ。

報連相なんて言われるけど、相談が一番難しいと思う。

つまり「これ絶対炎上すると思いますけど今何しとくべきですかね?」みたいに、上司に相談するというのは何より大事なことだ。

そしてその相談が信頼関係に繋がって「忙しい時に人間関係がギクシャクする」という最悪な事態を避けられる。

そんな関係にある人達を今まで腐る程見てきたけど、100%病んで辞めさせられていた。上司との関係が上手くいかなくて仕事を続けられる人はいないと思う。勿論、自分も含めて。

これまで上司と上手く行ってると思ってたけど、それは上司側が気を遣ってくれていただけで、本来は部下から気を遣ったり相談して心を開いて、上司に仕事を教えてもらいやすくする環境を自ら構築すべきなのだ。

自分から報告をしないもんだから、Kさんにめちゃくちゃキレられた。

Kさんの何がすごいっていうと、細かい振る舞いというか動作一つ一つに対して詰めてアドバイスをしてくるところだ。

「朝まずは今日の予定を報告しろ。」から始まってこれをこうしろあーしろとかから、言ってくれるだけでなく、いわゆるビジネスシーンにおいて判断に悩む(かもしれない)ところも的確に指示を出すところ。

得たことを一言で言うのは難しいけど、出来る限り上手く表すなら仕事のコツは「出来る限り最短時間で解決する為に人に投げること。」 なのかなと思った。

逆に言うと、自分は何でも自分の仕事って思いがちだったけど、何割かは自分以外の仕事であって本当に自分が手を動かさないといけない仕事はあまり無いということを学んだ。

よく言われてたのが「それは営業側の仕事だから営業に言え。」だったり「客に今すぐ断れ。」だったり「関係無いやつから仕事を請けるなおれが代わりに言ってやる。」だったり、自分はやらなくて良い仕事をやってしまうことが多かったななんて思った。

他部署との関わり合いが多いペイロールで仕事をするからこそ、そういった問題が起こりがちで「断ることや相手にやらせること。」を学ぶことが出来たと思う。

それから「どう考えてもこちら側が悪いことについてストレス無く謝る能力」についても身についた。営業時代、罪悪感を感じるような営業はしなかったので謝ることも少なかったように思うけど、アコギな商売をしている人たちは、こういう能力がつくんだと思う。

自分が放り込まれた炎上案件は、その案件に限って言えば商品の品質は最低だったので、謝ることをしないといけなかったけど、沢山のお客さんに謝っているうちにストレスを感じなくなってきたので、良い意味で図太さが身についた。

Kさんはさすがそういった経験を昔からされていたのか、客に謝る時はすごく申し訳なさそうにするけど電話切った瞬間ケロっとして格好いいなと思ったのを思い出す。

こちらが悪いことについて謝る時も、理不尽にキレられて謝る時も、今ではストレスをほぼ感じない。図太い人間に慣れたと思うし、これはビジネスで言う成長だと思うし、人の怒りが自分のメンタルに影響しないのは生きててすごく楽で幸せなことだと思う。

他にも「人を動かす能力」についても、基礎的なテクニックと正しい振る舞い方については学べたと思うし、実際今でも役に立っている。何というか「自発的に何でも自分からアクションをして相手にメリットを提供しないと、すぐに嫌われてすぐに除け者にされて情報も得られなくなる。」ということで、仕事が出来る人のスタートダッシュとして「身だしなみを整えてて綺麗な印象。顔がカッコいい。喋りが面白い。喋りが分かりやすい。」ということは非常に重要だということを理解した。

[得たスキル]

■セットアップで得たスキル

まず、基本的なビジネスマナーというかビジネスの基礎力をペイロールでは学んだように思う。報告、連絡、相談は、どちらかと言うとコミュニケーション能力にいかない段階で、IT技術者としての基礎にもなる部分で、自分はそういったビジネスの基礎力は無かった。スターティアとトーテックアメニティでは教えてくれなかったし、ただ、これは教えてもらうものではなく、普通の人は普通に身についているものだと思う。

ただ、これが自分には身についていなくて、それが問題にも成らなかった為、ここで優しい人たちに一から教えてもらうことで理解出来た。

ビジネスの基礎力をベースとして、IT技術力とコミュニケーション能力の2つがあるとして、更にこの2つは独立したものであると今仮定しよう。

ペイロールに入社した動機としてコミュニケーション能力に足りないところがあってそれを突き止めて克服したいというのがあるというのは先述の通りで、仕事をする時にはこの2つが無いと幸せにはなれないと思う。

実際、コミュニケーション能力の基礎の基礎、断るということが出来ず病んでしまった人を知っている。その人はIT技術力は高いんだけど、コミュニケーション能力はすごく低かった。今、思うとIT技術者にはコミュニケーション能力が総じて低い人が多い。

結局、コミュニケーション能力とは、自分以外の人に対して自分への態度や要求を自分の思う通りに操作する能力だと思う。こと仕事において定義するのであればだけど。

で、コミュニケーション能力は、対人と対集団に分割され、対集団であれば大勢の人の前で講演をしたり、あるいは発表をしたり多人数でグループディスカッションをしたりだと思う訳で、しかしその内訳は、「他部署に対して交渉する力。」「他部署に対して周知する発信力。」だったり、「顧客の企業に対して謝罪して許してもらう力。」だったり、複雑なスキルを要求されるものの対人に対して実行するアクションと同じだったりする。対集団コミュニケーション能力は、対人と比べ、複雑な能力が必要になる訳で、そういったスキルが一番ペイロールで身についたのかなと思う。

思えば、対人コミュニケーション能力は高い方だと思う。断るのは得意だし、謝罪も割と得意な方。

こう考えると、ペイロールに入社する前はどんな課題が自分にあるのかわからない状態だったが、今となっては、「ビジネスの基礎力」「対集団コミュニケーション能力」だったということがハッキリと言える。

■経営管理部/経理課で得たスキル

販売管理システムについての知識だったり、簿記だったり仕訳についての知識がついたのは本当に大きかったし楽しかった。

自分は、今までと全然違う部署に行って全然違う人たちと全然違う仕事を1からスタートするっていうのが結構仕事をする上での楽しみであったりする。

何が面白いかって言うと、部署によって常識や慣習が違ったりそこにいる人たちのベースとなる性格が違ったりするのだ。

ペイロールでは直属の上司も新卒の子も派遣女子もめちゃくちゃ優秀で、上司の思考回路を覚えて一つの行動時のオプションとして持っておくみたいなことが好きで、ここで得た今後も永続的に役に立つスキル?というのが「契約書を確認して把握する癖がついた」ということだ。

「中村君それ契約書確認した?」「してないでぇーーーす!」みたいにN部長にいつも怒られていたけど、それでお蔭様でいい加減確認する癖がついた。

KKCSで働いた時に実際に役に立った。ってーのも、中村さんめっちゃNW詳しいみたいに社内で噂が広まった時にこんなことに困ってるんすけどどうしたらいいすか?みたいにご指名でご相談が来た時に「お客さん怒ってるとか一旦置いといて、まず契約内容にそれ含まれてるかじゃないすか?」みたいに返せたけど、これは経理でずっとやってないと無理な返しなので、これはスキルだと思う。